赤木沢ってどんなとこ?
北アルプスの奥地にある黒部川源流域の支流となる沢
赤木沢は黒部五郎や北ノ股岳や雲ノ平に囲まれた北アルプスの奥地にある沢であり、沢やってる人なら一度は行きたい!と言われている美渓と評判の沢です。
沢登りだけでなく、イワナ目当ての釣り人にも人気の沢です。
沢登のレベルは?
沢登り経験者であれば、難なく行けるルート
赤木沢のグレードとしては易しい部類に入るかと思います。
私は沢登り初心者ですが、無理なく遂行することができましたし、登りのグレードも高くなく、泳ぎもほとんどありませんでした。
しかし悪天候時には沢が氾濫し、命の危険もありますので、天気と水量にはご注意下さい。
実際私が行った同じ年に、沢の水かさが急に増え、急遽エスケープを余儀なくされたグループがいたようです。
実際に行ってみたレポート
薬師沢小屋から沢登りのスタートです。
7:35 薬師沢小屋のテラスにあるはしごを使い沢へ降り右岸を進みます。
すでに先行されているグループがいらっしゃいました。
黒部川は、渡渉や高巻き、へつりの繰り返しで進みます。
難しい箇所はありません。
10:00 赤木沢出会いに到着です。
とてもキレイですね。
水の透明度がやばいです。
キレイなナメ床です。(床が赤く見えるのが赤木沢の由来だとかなんとか)
最初の滝です。階段状になっており、右側から楽に登れました。
その後もきれいなナメ床が。本当に美しい~
また滝が出てきました。ここも簡単に登れます。(上部は右側を巻きました)
様々な滝が出てきて楽しませてくれます。
ここも右側を巻くことができるので、難なく通り過ぎました。
どの滝もとても美しく、水も透き通るようなエメラルドグリーン。
テンションあがって、わざと水につかっています(笑)
とうとう大滝へ。
大滝の直登はできないため、右側から高巻ます。
ここの高巻で少しだけ渋滞していました。
大滝を超えしばらく進むとだんだん水量が少なくなり、最後の稜線への詰めです。
このあたりで体力がなくなり、写真を撮っていませんでした‥(;_;)
稜線にたどり着きやっと一枚‥
こんな感じのところを登ってきました。
ここからは通常の登山ルートである稜線を歩き、 太郎小屋方面へ下ります。
太郎小屋のベンチで赤木沢遂行、無事完了に乾杯!
まとめ・感想
沢登りをはじめてからずっと行きたかった赤木沢へ行ってきました!
噂通りの美渓!!!!
次々に出てくる美しい滝、透き通ったエメラルドグリーンの水、最高の沢登を楽しめました。
赤木沢は沢のグレードは易しいものの、アプローチが少しだけ遠いです。
そのため最短でも1泊は必要であるルートだと思います。
私は今回失敗し、飛越トンネルから入ってしまったのでさらに遠かったです。
行くならば折立から入り、薬師沢小屋泊をおすすめします!
せっかくの美渓を歩くならば、体力いっぱいで満喫したほうが良いですからね^^